ほんとかウソか、わが校には秘密サークルが存在するという。
進学費用、小遣い稼ぎなどそれぞれの理由で集まった女子たちのウリサークルだという。
持前の老け顔が災いして、「生きてきた年数=彼女いない歴」の俺にとって関係ない話だと思っていた。
ある日、ひとりの女子から声をかけられた。
練習相手になってほしいと言う・・・何の?
ああそうか、もうすぐ体育祭だし、二人三脚か、リレーのバトン渡しの練習、そんなとこだろ。
ところが期待はいいほうに裏切られた。
まさかフェラの練習とは。
練習は毎日、人目の付かないところで行われた。
当然みんなには秘密だ。
ひと月ほど経ったある日、彼女は言った。
「あなた合格よ、よく今まで他言しなかったわね」
彼女は秘密サークルの会員だという。
こうして俺は噂の秘密サークルへの入会を認められた。
俺のサークルでの仕事は「練習台」だ。
俺のサークルでの仕事はこう。
女子会員たちからウリ上げの何割かを徴収する。
そのお金で老け顔を利用して、俺は風俗に通い詰める。
そこで得た知識、テクニックを彼女たち会員に仕込むというもの。
また、入会希望者の入会テスト、新人教育なども俺の仕事だ。
こうして俺は彼女いないにもかかわらず、学校一の性体験を積むことになっていった。